意外と簡単!海外へのはがきの送り方
年賀状は日本特有のはがき文化ですが、実は海外へも年賀はがきを送ることができるんです!
海外へはがきを送るための住所の書き方から、今すぐ使える英語の文例を集めて見ました。
住所の書き方
①切手を貼る
あらかじめ63円分の料金が印刷されているはがきには追加分の7円切手を、私製はがきの場合には70円分の切手を貼ります。
②上部に「POST CARD」と大きめに書く
③下部に「AIR MAIL」と大きめに書く
④「FROM」+差出人の住所氏名
⑤「TO」+宛先の住所氏名
※はがきは横にして使用します
※お年玉付きはがきの場合、「年賀」の文字や当たりくじ部分を切ったり消したりする必要はありません。
宛名のルール
① 受取人欄も差出人欄も「名前 ➡︎ 住所」の順番で書く
② 差出人名の前の "FROM:" と受取人名の前の "TO:" はつけてもつけなくてもどちらでもOK
(どちらが宛先なのかわかりやすくしたい場合は表記しておいたほうがいいでしょう)
③ 住所は英語と日本語では書く順番が逆になり、狭い範囲から大きな範囲の順番で表記
では、詳しく説明していきましょう。
表記の仕方
部屋番号、建物の名前
最も簡単な部屋番号の書き方は、丁目・番地の後に部屋番号を続けて「丁目 + 番地 + 号 + 部屋番号」 と表記することです。また建物名を省いた部屋番号だけの書き方もできます。
丁目、番地
日本語でも本来なら「2丁目3番地15号」と書くところを「2-3-15」のように略して書くことが多いですが、英語でもそのまま"2-3-15" と表記することができます。
市区町村郡
"-shi"、 "-ku"、 "-cho"、 "-mura"、 "-gun" を付け加える場合と、つけない場合の2通りの表記ができます。
都道府県
〇〇県の場合は、"-ken" を付ける場合と付けない場合の2通りの書き方ができますが、「東京都 / 大阪府 / 京都府 / 北海道」の場合は一般的には何も付けずにそのまま表記します。
郵便番号
「〒」は日本独自のマークなので外します。数字の表記はそのままOKです。
国名
海外に郵便物を送る場合一番大切なのが送り先の国名です。そのため国名だけは目立つように大文字で書かれることが多いです。
宛名の例文
《差出人》
FROM: Taro Yamada
1-2-34, Harayama,Midori-ku
Saitama-shi, Saitama 336-0931
JAPAN
《受取人》
TO: Mr. Mark White
1234 Sunshine Avenue
San Francisco CA, 94111
USA
まだまだ役立つ宛名のルール
「○○様方」に送るケース
「Care of ○○」を意味する「C/O」を使いましょう。
佐藤様方:「C/O Sato」
特定の部署・個人に贈りたいケース
特定の部署・個人に贈りたい場合は、「Attention:」を使いましょう。
例)ABC社 海外マーケティング部 宛
ABC inc. Attention: Global marketing unit
例)ABC大学 教育部 山田教授 宛
ABC University Attention: Faculty of Education, Prof. Yamada
新年の挨拶にぴったり!英語文例集
年賀状の英語文例
シンプルなフレーズ
新年おめでとうございます
あけましておめでとうございます
よい新年を!
新年のごあいさつを申しあげます
相手の新年の成功を願うフレーズ
あなたの新年がすばらしいものになることを願っています
新しい年があなたがたにとって幸せな年でありますように
すばらしい新年に乾杯!
あなたの新年がすばらしいものになりますように
相手の健康や幸福を願うフレーズ
あなたの新年が平和と幸福に満たされますように
喜びに溢れた新年を!
あなたの望みがすべて叶いますように
今年一年が、あなたに幸せをもたらしますように
年賀はがきで新年のご挨拶はいかがでしょうか
いかがだったでしょうか。
新年を祝う気持ちは、日本でも海外でも同じです。
海外に住む友人や親戚など、大切な人へ、日本ならではの年賀状でご挨拶を!
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