結婚報告のはがきを出す時に「いつごろ出せばいいの?」「どのような文章を書けばいいの?」と悩みを抱える人は少なくありません。
そこで、今回は結婚報告はがきを出す時期や、書き方のマナーなどを詳しく紹介していきます。

結婚報告のはがきを出す意味
結婚報告ハガキは一般的に「挙式」あるいは「婚姻届の提出」によって結婚したことを報告するものです。結婚式に出席してくれた人や、お祝いを送ってくれた人への礼状でもあり、式の前後に出産した場合は出産の報告を兼ねる役割もあります。式を挙げず婚姻届を提出して結婚した場合は、周囲への報告手段として大いに役立つでしょう。
最近では、結婚の報告を、メールを利用したり、InstagramやFacebookなどSNSを利用して報告する人が増えているようですが、親戚や日頃お世話になっている人には、きちんとはがきを出す方が感謝の気持ちを伝えることができるといえるでしょう。
また、日頃の感謝の思いを伝えるという重要な役割以外に、結婚の報告はがきは、結婚後の新しい住所や苗字を伝える機会にもなります。そして、「今後とも、よろしくお願いします」と、これからの良いお付き合いをお願いする意味も込められています。
いつごろ出すのがベスト?
結婚報告はがきを送るベストなタイミングは、婚姻届の提出あるいは結婚式後の1〜2ヶ月以内が一般的です。ただ、結婚式前後は準備や引っ越しなどで忙しくなることが多いので、出すタイミングを逃してしまう人も少なくありません。
この期間に送ることが基本的なマナーではありますが、タイミングを逃してしまったら出してはいけないということではありません。タイミングを逃してしまった場合は、暑中見舞いや年賀状などの季節の挨拶状と兼ねて、または結婚内祝いのお礼状代わりとして送っても問題ありません。
喪中の場合
新郎新婦の身内に不幸があった場合は、年末年始に喪中はがきで結婚を報告することは避けた方がよいでしょう。遅くても12月中旬までに喪中はがきを出し、1月8日~2月上旬に改めて結婚報告のはがきを出すのがマナーです。
もしも、12月下旬に不幸があり、喪中はがきが12月中旬までに間に合わないという場合は、無理に送る必要はありません。送れなかった時は1月8日以降に寒中見舞いとして挨拶状を送りましょう。
年末以外で不幸があったという人は、四十九日を過ぎて落ち着いた時期に、結婚報告はがきを出すのがよいでしょう。
どんな内容? 〜結婚報告に使える文例〜
定番の文例
〜冒頭の文章〜
- 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
- 皆さまにおかれましては ますますご清祥のこととお慶び申し上げます
- ○○様におかれましては ますますご健勝のこととお喜び申し上げます
〜本文〜
- 〇月〇日に結婚いたしました
- 昨年〇月〇日に結婚し 新たな人生の第一歩を踏み出しました
- 未熟な二人ですが 助け合いながら頑張っていきたいと思います
- これからは二人で支え合いながら 温かい家庭を築いていきたいと思います
〜結びの文章〜
- 今後とも変わらぬお付き合いのほど よろしくお願い申し上げます
- 今後ともご指導のほど よろしくお願い申し上げます
- お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください
年賀状とともに出す場合の文例
結婚して初めてのお正月を迎えました
未熟な二人ですが 本年も宜しくご指導賜りますようお願い申し上げます
新しい年が明るく希望に満ちた年でありますよう お祈りいたしております
よき新春を迎えられたことと 謹んでお喜び申し上げます
昨年は大変お世話になりまして ありがとうございました
まだまだ未熟者の二人ではありますが
今後ともよろしくご指導のほどをお願いいたします
皆様に幸多き年となりますように
昨年○月○日 私たちは結婚いたしました
これからは二人で力を合わせ明るい家庭を築いてまいります
どうか末永いお付き合いをよろしくお願い申し上げます
この度 ○月○日に結婚式を挙げ 新たな人生をスタート致しました
何かと至らぬ二人ではございますが 今後ともよろしくお願い申し上げます
お近くにお越しの際はお気軽にお立寄り下さい
英語での文例
- We Have Just Married
- Just Married
- Happy Wedding
- Sweet Memory
- We Got Married
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