A:印刷フローの、感光ドラムから紙にトナーが転写するプロセスからご説明します。
レーザープリンターの印刷フローの中で、感光ドラムから紙にトナーが転写するプロセスを見てみましょう。インクジェットプリンターが紙にインクを吹き付けるのと基本的には変わりません。
インクジェットでもレーザーでも同じ問題でトラブリます。
紙のサイズです。
これは、結構バラツキが大きいのです。
インクジェットプリンターでは、フチナシ印刷を行うときはヘッドをオーバーランさせて紙の外側までインクを飛ばします。
これではプリンタの中を汚してしまい、次の用紙のフチや裏側が汚れます。
そこで、インクジェットプリンターでは、インクが落ちていく部分に少し段差をつけてへこませ、インクを吸収するスポンジをセットして、そこにはみ出したインクを吸い取っているのです。
レーザープリンタは、紙の裏側から静電気を使って感光ドラムのトナーを紙に吸着させます。
紙がトナーにはみ出すと、静電気を起こすユニットに引き寄せられてトナーがユニット内に堆積していきます。トナーの堆積が限度まで行くと、トナーから高圧電流がリークして転写しなくなるばかりか、ユニット全体を汚染して、どうしようもない状況になります。
『ふち無しはがき印刷本舗』では、この問題に、別の角度から答えを導きました。
それは、ひ・み・つ…です!