海外へ年賀状を出したい
日本ではおなじみの年賀状。実は追加で7円分の切手を貼り70円にすると、世界中に出すことが出来るのをご存じでしたか? 海外で仕事や勉強をがんばっているご家 族やご友人へ、また留学先や旅先など外国でお世話になった方へ、日本から世界中へ、新年の心のこもったご挨拶を送りましょう。
海外への年賀状の出し方
海外への年賀状の出し方として気をつけなければならないのが、宛名の書き方です。まず、エアメールとなりますので、宛名を書く場合、はがきは横向きにして使います。いくつか注意点がありますので、挙げておきます。
①追加料金分の切手を貼り合計70円にします。
②お年玉くじの部分や「年賀」の文字を切り取ったり消したりする必要はありません。。
③空いているスペースに『AIRMAIL』と『POST CARD』と書きます。
④差出人の住所氏名は横向きにしたはがきの上辺に、受取人の住所氏名は下辺にそって書きます。
⑤住所は英語・フランス語または送り先の国で通用する言語で記入します。
住所の書き方
海外の住所の書き方は日本とは順序が逆になります。
氏名→ビル/マンション名・番地・町名→市郡区名→都道府県名→郵便番号→国名となるように記載しましょう。
実際の住所
年賀 太郎
〒336-0931
埼玉県さいたま市緑区原山3-11-21
海外に出す時の住所
Taro Nenga ←氏名
3-11-21 Harayama, ←番地、町名
Midori-ku,Saitama ←市郡区名
Saitama 336-0931 ←都道府県、郵便番号
JAPAN ←国名
元旦に届くように送るには
海外では、日本のような年賀特別郵便(元日配達など)がありません。また投函された海外年賀は、各地の郵便局で留め置きされずに外国へ送られます。
年始の頃に届くように出したい場合は、国際郵便ページの「お届け日数表(通常郵便物:航空便)」を目安に出しましょう。
海外郵便でも、ポスト投函で大丈夫?
海外への年賀状でも、お近くの郵便ポスト、または郵便局の窓口で出すことができます。ただし、海外年賀をポストに投函する時は、「年賀用」ではなく「通常の郵便物用」投入口へ投函してください。
年賀はがき以外(私製はがき・絵はがき等)でも出せる?
私製はがきや絵葉書も、全世界あて均一料金の70円で航空便で送ることができます。このとき、はがきに黒または青字で「AIRMAIL」と表示してください。
また絵葉書のように裏面が一面写真だけで、オモテ(宛名面)に文面を書きたい場合は、あて名面の右半分にあて先の住所・氏名等を記入し、メッセージは左 半分のみに書きます。あて先の住所・氏名が読み取りづらい場合、外国での配達が困難になる場合がありますので、真ん中に線を引いてメッセージと宛名書きが ハッキリ区別できるようにするなどが必要です。